中国人船長釈放:手続き終えチャーター機で帰国の途に

沖縄県尖閣諸島(中国名・釣魚島)近くで中国漁船が日本の海上保安庁巡視船「みずき」に衝突した事件で、那覇地検は25日、公務執行妨害容疑で逮捕・送検された中国人船長、セン其雄(せん・きゆう)容疑者(41)を処分保留で釈放した。(毎日jpより)

今回の事件の要点をつづめて言えば、中国との商売をやめるか、それとも中国の属国になるか、というところか。武士は食わねど高楊枝、商売なんかやめちまえ、と言いたい気持ちもありますが、商売をやめたからといって理不尽な要求をされないという保証もなく、それならむしろ属国への一歩を踏み出す方がマシ、という考え方もあるかもしれず。正直、私は分かりません。
もっとも、国のメンツを懸けたチキンゲームなんて、まさに戦争への道としか言いようがなく、最低に近い形とはいえ事態の収拾に政府が踏み出しのは、それなりに勇気ある決断と言えるかもしれません。国内からの非難を恐れて事態をエスカレートさせたところで、よりマシな解決が導かれるとも考えにくいので。
しかしこれからが大変だ。弱腰外交は当分非難ゴウゴウに違いないし、中国がどう出るかも不分明。アメリカさんは当てにならないし。むしろ戦争になった方が武器が売れる、とか言い出しかねない国ですよ。嗚呼。