ナントカ王子

明治神宮野球大会:大学の部 早大初V 「プロでも頑張る」 斎藤投手、万感の涙
勝利をつかみとった瞬間、早大のエース斎藤佑樹投手(22)は両腕を力強く突き上げた。早大東海大を2−1で破り、初優勝を飾った18日の明治神宮野球大会決勝。第100代主将はうれし泣きで目を赤くしながら、高校から着慣れた「WASEDA」のユニホームから「きょう限りで卒業します」と宣言。「上のステージでもエンターテインメントできるように頑張ります」とプロでの活躍を誓った。 (11月19日付、毎日jpより)

明治神宮大会の記事を見て思ひしこと。
「○○王子」という呼び名もだいぶ廃れたようですが、その筆頭であろうハンカチ王子こと斎藤佑樹をはじめとして、水泳の入江陵介やゴルフの石川遼、体操の内村航平といった人たちのことは結構好きです。基本的に感じが良く、ガツガツしてはいないが努力家で、大舞台に耐えられる精神力を持ち、構えたところがなく自然体。王子と呼ばれるのもうべなるかなで、彼らを見ると、日本は本当に豊かな国になったのだと思います。外的な要因にかかわらず、ただ自分の内的な欲求と誠実に向き合うという姿勢は、これからの若者のロールモデルたりうるのではないか。「王子」の時代です。女子はどうなるか知らんですが。
とはいえ、これからの彼らがどうなるかは気になるところ。王子が年を重ねたところで「王」になれるわけでもなさそうですし。彼らの輝きは「時分の花」なのかどうか。今後の行く末にも注目しております。