展覧会

ゴッホ展

少し前のことですが、久しぶりに展覧会へ。国立新美術館のゴッホ展へ行ってきました。しかし「こうして私はゴッホになった」という副題は、「わだばゴッホになる」と言った棟方志功を思い出させますね。 国立新美術館は六本木駅から少しだけ歩くのですが、雑…

モネ展

ついでに書くと、少し前には国立新美術館のモネ大回顧展にも行ったのでした。まあこちらは言うまでもなく、良い絵もたくさん、人もたくさん。絵を見すぎてちょっと何だかよく分からないほどでした。行く前に図録を買って予習するぐらいでないと駄目かもしれ…

靉光展

東京国立近代美術館の靉光展を見に行きました。生誕100年の記念展。「闇の奥に鋭く光るもの。」というコピーがふさわしいかはともかくとして、なかなか良い展示でした。 靉光の絵は異物感を抱かせるものの不快さを感じない、芸術らしい芸術作品で、ちょっと…

ジブリ美術館

井の頭公園にある、三鷹の森ジブリ美術館へ行ってきました。ローソンで予約を取るシステムは相変わらず。でも土日を除けば予約が取れないということももうないようで、直前に近い時期でも間に合いました。10、12、14、16時の各回から選択するのですが、オー…

オルセー展

ついでに上野の都美でやっているオルセー展へ。でも六本木で疲れてしまってもうあまりちゃんと見られませんでした。モローの完成度の高い油絵が出ていたのがようございました。なんというか、現代美術をぎょうさん見た後で印象派とか見るとホッとしますし。

国立新美術館!

1月に新しく開館した六本木の国立新美術館に行ってきました。全景はこんな感じ↓ 黒川紀章設計の館内は、前面の波打つガラス張り部分は吹き抜けになっていて、後方が3フロアに分けられています。下の写真は館内3階から下を見下ろしたところ。ワンフロアあ…

ピカソとモディリアーニの時代

招待券をもらっていた、東急Bunkamuraの「ピカソとモディリアーニの時代」展を見る。リール近代美術館のコレクションを見せる展示なので、「リール近代美術館展」とでもすれば素直だと思うのですが、それだと人が来ないと思ったのかもしれません。ピカソとモ…

モダン・パラダイス

2本目は国立近代美術館の「モダン・パラダイス」。大原美術館との共同企画で、端的に言えば「いい絵がいっぱいだ!」。まず目を引くのは、会場に入ってほどなくして出合うセガンティーニ「アルプスの真昼」。セガンティーニは他の絵に交じって置かれている…

ベルギー王立美術館展

で、今日の1本目は国立西洋美術館の「ベルギー王立美術館展」。フランドル絵画の本場ですね。お隣のオランダが注目されがちですが、フランドル地方にはベルギーも含まれているわけで、ブリューゲル父子からルーベンスを経て、クノップフ、アンソールらベル…

サヴィニャック展

一つ目は、川崎市市民ミュージアムの「レイモン・サヴィニャック展」。この美術館に行くのは3回目でしょうか。前回はもう10年以上前になりますかしら、バウハウス展を見に行った覚えがあります。駅から遠いせいか、当時から規模の割に空いている美術館で…

藤田嗣治展

16日のことですが。国立近代美術館の藤田嗣治展へ行ってきました。まず驚いたのは込み具合。平日の午後3時過ぎ、これくらいの時間帯は美術館は空いているものなのですが、入場待ちの行列ができており、案内は20分待ちと告げています。こんなに待つなら帰ろ…

イサム・ノグチ展

東京都現代美術館で見て参りましたが。体調もあまり良くなく、予備知識も全然無く(野口米次郎の子供だということくらいしか知らない……)、何となく見ただけになってしまいました。呼び物の「エナジー・ヴォイド」はたいそう大きうございました。あれを運ぶ…

佐伯祐三展

今日は中村橋の練馬区立美術館でやっている「佐伯祐三展」へ。「サエキけんぞう?」と言った人がいますがそれは別の人。 中村橋もこの美術館も初めて。駅から2分もかからない場所でした。建物を見た最初の印象は「でかっ!」。渋谷区の松濤美術館ほど「金が…

18世紀のハイパーリアリズム

6日のことですが、国立西洋美術館でやっているドレスデン国立美術館展へ行って参りました。お目当てはむろん写真のフェルメール「窓辺で手紙を読む若い女」ですが、面白かったのはバルタザール・デンナーという18世紀のドイツ人画家の肖像画。しわの寄った…

舟遊びの昼食

六本木ヒルズのフィリップス・コレクション展へ家族みなで行ってきました。個人のコレクションをもとにした美術館からの展示なので、理屈が少なく肩の凝らない展覧会。点数も60点ほどと疲れずに見られる数で、2人の子連れに丁度ようございました。 今回の呼…

ベルリン博物館島

上野の国立博物館で開かれている、世界遺産・博物館島 ベルリンの至宝展へ行ってきました。監獄島みたいなたいそうな名前ですが、川の中州の島とのこと。絶海の孤島だったら誰も見に行けませんものねー。 ボッティチェリのビーナスのタブロー(というか、つ…

ルーブル展

横浜美術館のルーブル展へ行って参りました。障害者手帳のおかげで妻ともども無料で。助かります。横浜まで行くと交通費もバカにならないですし。 で、これが目玉のアングル「トルコ風呂」ですが、どういう室内に人がどのように配置されているのか、じっと見…

榎倉康二展、ほか

バイトで校閲をやっている雑誌が28日に入稿が済んで、「よっしゃ久しぶりに展覧会でも行こ」と思ったのが1日のことですから、もう3日前のお話です。しかし今は展示の端境期なのか、今ひとつメジャーな企画がなく、ま、それならそれなりにと久しぶりに木場…

草間彌生―永遠の現在

もう先週のことですが、国立近代美術館に草間彌生―永遠の現在を見に行きました。ニョロニョロ(「たのしいムーミン一家」)みたいなソフト・スカルプチャーが印象的ですが、それにとどまらず多様な作品で強いインパクトを与え続けているお人です。今回の会場…

琳派

国立近代美術館の企画展「琳派」を見てきました(http://www.momat.go.jp/Honkan/RIMPA/index.html)。以前「淋派」と書いたゲラを見たことがありますが、それじゃあ悪い病気持ちみたいな。「琳派」です。王偏です。 驚いたのは、平日の午後という時間帯にも…

瑛九

久々に神泉の松濤美術館(http://www.city.shibuya.tokyo.jp/est/museum/)へ。瑛九展を見る。瑛九のことは昔の前衛美術家、という程度にしか知りませんでしたが、美術館のサイトに出ていた「ブーケ(花束)」の写真から察するに「これは実物は美しいに違い…